里見公園分園のテニスコート問題に朗報!!!
文左衛門です。毎日暑いですね。
熱中症にならないように時には、冷房も使ってくださいね。
さて、前々回のブログで書いた里見公園分園の桜の木の伐採についての続報です。
もう、新聞で読まれた方もいるでしょうか。
市側から突如出された里見公園分園にテニスコートを作る計画に市民の皆さんから、たくさんの反対の声が上がりました。作るにしても、そのテニスコートが里見公園分園でなければならない理由がよくわからないからです。
飼い主:石原よしのりも地元住民、自治会長、市民団体の方たちと力を合わせて、市に計画の見直しをしてもらえるように訴えてきました。こんな強引なやり方はひどい話だとマスコミ各社も記事やニュースに取り上げてくれ、そのおかげもあって市側は当面この計画を保留せざるを得なくなりました。
飼い主:石原よしのりは、6月議会で今後の対応を質問しました。それに対する答えは「当面、近隣の大学のテニスコートを市民が使用できるように協定を結ぶことにするが、それはあくまでも暫定的な措置で、テニスコート建設計画を見直したわけではない」とのことでした。
この答えにがっかり。なんだ、やっぱり市民の希望は聞き入れてもらえず、桜の木は切られて、テニスコートになってしまうんだ。
ところが、朗報が飛び込んできました。
国土交通省が、先月6月15日に公園の運動施設の面積基準の規制緩和を発表したのです。
市は国府台運動公園の運動施設の面積が上限の50%を超えているので、基準まで下げるためにテニスコートを全廃し、代わりに近くの里見公園分園にテニスコートを建設しなければならないとしていたのですが、その施設率の上限は地域事情に合わせて地方自治体が独自に決めることができるように変更したのです。
市側が、テニスコート作成の絶対的根拠としていた条件がまるっきりなくなったのです。
つまり国府台運動公園の場合、市街地にあり利用者の多い事情から施設率上限を50%から60%に緩和すれば、何もしなくても今より素敵な運動公園ができるという話です。桜の伐採も必要なくなり、運動公園の敷地計画はもっと自由な発想でできるようになるのです。
ブラボーって、市側の人も喜んでいいはずなのですが・・・。
このように状況が変わっても、市側はいったん決めたことは頑なに推し進めようとしてしまうもののようです。制約の前提が変わったのですから、もっと柔軟に市民のために何がベストか考えて対応をしてくれたらいいのにと思うのは、僕だけでしょうか?????
最後に、朝日新聞が記事にしてくれたので読んでみてください。
- 2017年07月7日
- | 里見公園分園.テニスコート.桜伐採.都市公園法.規制緩和