外環道にクロマツ並木を
暑い夏、皆さんいかがお過ごしですか?
文左衛門です。
超久しぶりで、今日は市川の木:松を外環道の街路樹にして松並木を作ろうというお話です。写真は、愛知県知立市の東海道の松並木です。(今年の初めに写真を撮りに行って来ました。)
松の並木もなかなかいいと思いませんか?
この道路は、市内のクロマツ地帯を貫通して計画されたため、多くのクロマツが伐られることになりました。
そこでクロマツを少しでも保全するため、国は一部を別の場所に仮移植して完成後に戻す計画を立てたのですが、その仮移植地もこの6月に工事の都合で伐採されてしまいました。
市は「市川市の木」であるクロマツの保全を外環道建設の受け入れ条件としていたのですが、工事が進むにつれクロマツの保全は危うくなってきています。
ではどうすればクロマツの保全ができるでしょうか。
この外環道の植樹帯をクロマツの並木にするというのはどうでしょう。
クロマツは元々市川に生えていた樹種ですので気候風土に合っています。
排気ガスによる松枯れはもう過去の話です。
松くい虫の発生も近年の市川ではありません。
下枝を切って成長した松は交通の支障にもならず、枝の剪定も必要ないので経済的です。松の根は真っ直ぐ下に伸びるので、根が広がって邪魔になることもなく風に強く倒れる心配もありません。外環道路の植樹帯はそばに住宅がないので、落葉の苦情の問題もないのです。これが街路樹を研究している専門家の見解です。
20年後には立派な松の並木となり、市川市民の自慢の新名所になること、間違いありません。
市川のシンボルともなるクロマツ並木を見てみたいと思いませんか?
今、国から示されている植樹案では、管理のしやすい特徴のない木が選ばれています。でも、多くの市民が声を上げれば、クロマツ並木は夢物語でなくなります。
現在、市内の緑の保全にかかわっている市民グループが共同でクロマツ並木実現を求める署名活動を準備しています。飼い主:石原よしのりも「クロマツ並木の実現をめざす署名活動」に協力しますので、皆さんも、まもなく始まる署名へのご協力を何卒よろしくお願いします。
署名運動のホームページはこちら:
http://mamananbu.com/kuromatsu/
- 2016年08月16日
- | 松並木.署名.外環道