「外環道をクロマツ並木に」署名運動の結果報告
今年もあっという間に12月。残すところ12日です。
年賀状やお正月、クリスマスの準備でお忙しいこととは思いますが、寒さに負けずがんばってください。
さて夏に始まった「外環道をクロマツ並木に」の署名活動の結果報告をさせていただきます。署名活動に賛同してくださった多くの市民の皆さんから「その後、どうなっているの?」「市川市は市民の要望をちゃんとかなえてくれるの?」というお問い合わせが多いので・・・。
飼い主:石原よしのりも、市民グループの皆さんとともに発起人の一人として参加していました。
- 8,600名分の署名とともに要望書を提出
「外環道をクロマツ並木に」の署名運動は、2か月で8,600名を超える署名を集めました。市の木クロマツがどんどん減っていく中、新しくできる道路の植樹帯にはクロマツを植えて市川の景観を守ってほしいとの市民の思いはとても強かったのだと思います。当初の目標は5000名で、最低3000名集まればいいかなと始まった運動でしたが、反対という人はほとんどおらず、多くの方々の賛同が得られました。
そして、11月に市民運動の代表者たちと一緒に、市長、県知事、国交省へ署名の写しとともに要望書を提出しました。
今は、国交省が来春までに決定する植樹計画に要望をどこまで取り入れてくれるのかという段階です。
飼い主:石原よしのりは、今後も関係機関へ働きかけを続けると申しております。
- 市は市民の要望に応えず
飼い主:石原よしのりは、12月議会の代表質問でこの件を取り上げました。
「市の木・クロマツの急激な減少に対して、保全だけではなく可能な限り新植も進めるとともに、外環道の植樹帯にクロマツ植樹を市からも国へ求めるべきだ」と訴えましたが、市側の回答は「現在のクロマツの保全には取り組むが、新たな植樹は考えていない。8,600名の署名の重みは十分理解するが、外環道のクロマツ並木については、市から国へ要望しない。」という消極的なものでした。
せっかく国交省が「市川市からの要望があれば」と言っているのに・・・。
市川の美しい景観のまちづくりのためには、バラだけではなくクロマツの保全や植樹も欠かせないのではないでしょうか。
松が本当に街路樹に向いていないのかどうかも、専門家の意見を聞いてちゃんと検討して欲しいところです。
行政は、苦情が出ることを極端に嫌うので、少しでも苦情の種になることは避けたがる傾向が見られます。
8600名の声には応えずに・・・。本当に残念です。
皆さんもどうしたらいいのか考えてみてください。
12月17日付「市川よみうり」がトップ記事で報道しています。よくまとまっていますので是非お読みください。