政務活動費の不正を解明する特別調査委員会
政務活動費で切手を大量に購入した議員に対する調査を行う特別調査委員会(百条委員会)の活動状況を報告します。
石原よしのりも調査委員会の一員として、解明追求に向け努力しています。
- 百条委員会の経緯
昨年から市川市議会でも政務活動費不正疑惑が問題になり、テレビや新聞で大きく取り上げられました。保守系の10名の議員が切手を大量に購入し換金着服したのではないかとの疑惑です。対象となった多くの議員が謝罪し返金する中、最も金額が多く強硬に争っていた小泉文人議員と鈴木啓一前議員に対し特別調査委員会(地方自治法100条に基づく法的強制力のある委員会)が設置され、解明追求が進められています。
2人は毎年何回も市民アンケートを実施したとし、その印刷代と返信用切手代という名目で3年間に400万円もの政務活動費の支給を受けていました。本当にアンケートを実施したのかどうかが問われています。
- 小泉文人議員の証人喚問
今月9日に小泉文人議員の証人喚問が開かれました。弁護士2人を同伴してきた小泉議員は、自分に対する狙い撃ちだとして冒頭から宣誓拒否です。証言には応じたものの、その都度弁護士と相談しながら準備した答え以外は避けるようにしていました。
喚問の結果、印刷の領収書を発行した小泉議員自らが取締役を務める会社が、印刷機を持たない休眠会社で必要な税務申告もしていなかったこと、そして領収書は自分が切ったことを認めました。また議員間で金の授受があったことも証言しました。一層の疑問が湧く証言内容でさらなる追及が必要です。
- 今後の展開
11月には、松永鉄平議員、青山博一議員、鈴木啓一前議員に対する証人喚問が行われ、小泉文人議員の証言の矛盾や新たな事実が明らかになっていくと思われます。
- 2015年10月23日