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政務活動費疑惑、「精力的に解明せよ」とマスコミ論調

文左衛門です。
市川市議会で問題となっている政務活動費の切手換金疑惑。
政務活動費の疑惑が出てから3年目、議会で大きな問題になってから1年以上がたちました。「どうなっているんだ、早く解明せよ」との声が高まっています。

先週末には、この件についての大きな新聞記事が相次いで掲載されました。
1月16日付「市川よみうり」の巻頭記事、そして1月17日付「千葉日報」の特集記事です。

160117 千葉日報記事<千葉日報2016年1月17日の記事>

市川市議会は、地方自治法に基づく特別調査委員会(百条委員会)を作って調査解明を図っています。
この百条委員会の取組みが進むにつれ、本当にアンケートを行いそれに政務活動費を使ったのかについて、首をかしげたくなるような答弁や証人間での相反する証言なども出てきて、どんどん疑惑は深まるばかりです。
でも、まだ解明には至っておらず、明確な違法行為を証明できていません。

確かに調査が難航しているのですが、そこには制度的な限界が立ちはだかっているのも事実なのです。

・強制捜査権はありません。証人喚問で証言を求めるか資料提出を求める等で、不備、矛盾を見つけ疑惑を明らかにしていくしかありません。
・証人喚問をそれらしい理由をつけて(体調不良など。今回は「足がつった」という不可解な理由で欠席でした。)忌避することもできてしまいます。
・資料提出を求めた場合に「存在しない」とか「紛失した」とかの理由で拒否しても、その真偽は確かめようがありません。
・証人喚問で自らが刑事訴追を受ける恐れがあるとして宣誓拒否(小泉文人氏は宣誓を拒否しています。)をしたら、偽証をしていたとしても偽証で告訴することができません。
・検察官や法律の専門家が行っているのではなく、議員がメンバーの委員会です。追及のプロではなく、また政局がらみの思惑も働くことも予想されます。

限りなく黒に近いグレーだとしても、黒と明確に証明できない限り有罪になりません。
それに高をくくって辞職もせず大きな顔でのさばっている議員も多いと思います。
小渕裕子、松島みどり、上西小百合、武藤貴也、高木毅パンツ大臣・・・・・などなど例を挙げたらきりがありません。

市民にできること、それは疑惑まみれで議員として不適格な候補者には絶対投票しないということです。
これが一番効果的なのです。
悪いことをしたり、議員としてあるまじき行動をとったりすると政治家生命を失うことになるのだということを肝に銘じさせることが、悪い行いを阻止する一番の手立てになります。

多くの市民のみなさんから「このままうやむやにしておくわけにはいかない。」「しっかり追求してほしい。」との声を引き続き聞いています。飼い主:石原よしのりは調査委員会の委員として、できるだけ早期に決着をつけられるようさらに頑張って参ります。

解決に向けて、妙案をお持ちの方は、是非、教えて下さい。お願いします。
飼い主思いの忠犬、文左衛門でした。

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石原よしのり市川市議会6月議会での質問映像

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